旧 開智学校
2019年 09月 12日
みなさま、こんにちは。野口です。
先日、松本へ行ってくることがありました。その時に「旧 開智学校」を見学してきました。
こちらは明治初期に建てられた小学校の校舎で、現在は移築されて博物館になっています。
この校舎、一見すると洋風の建物なのですが、よく見ると和風と洋風が混ざり合った
「擬洋風建築」というなんとも不思議な外観をしています。
正面真ん中にある車寄せは洋風のバルコニーがついていますが、
和風の波模様の飾りがあったり、神社のような屋根の形をしています。
さらには中華風?な模様が描かれていたり、果ては天使が学校名が書かれた看板を持っていたりして
なんともユニークな世界観を醸し出しています。
そんな建物としての面白さに惹かれて訪れてみたのですが、
意外にも?博物館の中身が充実していて、とても興味深く見させてもらいました。
明治初期の学校教育黎明期にどのような教育が行われていたか、
先生たちが実に一生懸命に試行錯誤して教育に当たっていたかがよくわかります。
また、子どもたちの作文にも心打たれました。
子守奉公をしていて学校に行けない子どもたちを集めたクラスがあったようで、
そこの女の子が「読み書きができるようになったのはご主人様と先生のおかげです。
べんきょーができてうれしいです。」と書いた作文にはグッときました。
とても素敵な博物館ですので、松本へ行かれる際はぜひ訪れてみてください♪
by clovercl | 2019-09-12 16:40 | スタッフ雑記 | Comments(2)