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86歳の挑戦

みなさま、こんにちは。山本です。

当院のリワークプログラムでは、毎日、いろいろなプログラムを実施していますが、
毎週火曜の午前は『ニュースプレゼンテーション』、新聞記事の要約発表を行っています。
今朝の新聞記事に、登山家の三浦雄一郎さんが86歳にして南米最高峰アコンカグアの登頂にチャレンジしていたけれども、登頂を断念した、という記事がありました。
酸素の薄い高所に入ったところで持病の不整脈が出てきて、やむなく、三浦さんは下山したようです。
下山の説得にあたった次男の豪太さんやチームドクター、それを最初は拒んだ三浦さん、みな、それぞれに、譲れない思いがあったと思います。
しかし、この過酷な環境、精神状態の中で、自分のこと、他人のことを冷静に考え、最終的に断念を受け入れた三浦さんの決断に
「引くことの大切さを教わった」と多くの方からのコメントが相次いだそうです。
冒険家ではない我々にも何か心にズンとくるものを伝えてくれたように感じ、この記事にとても共感しました。

本人のコメントの引用です。
登頂を断念し、下山した後にこう語ったとのことです。

「悔しいとは思わない。撤退させられたおかげで、次のチャレンジがある。心配して、慎重に僕の状況を見て、しっかり判断していただいた。よかったと思います」

撤退させられたおかげで、次のチャンレジがある。
・・・虎視眈々と次を見据えているんだな、とわかり、「なんて強靭な精神力なんだ」と驚くばかりです。
三浦さんの言葉に、アコンカグア登頂に匹敵するほどの清々しさと、どんな時も前を向いて歩いていく勇気をいただきました。

by clovercl | 2019-01-22 11:14 | スタッフ雑記 | Comments(2)  

Commented by のび太 at 2019-01-26 17:33 x
チャレンジする気持ち、、大切ですよね。
三浦さんはまさに生涯現役ですね。
Commented by clovercl at 2019-01-31 14:40
>のび太さま

コメントありがとうございます。
大きな夢から日常の些細な事まで、どんなところにもチャレンジできることは隠れていると思うので、そういうところを見逃さず、挑戦心を忘れずに、生活していきたいなと思いました。

山本

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