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あの頃を振り返ると…

みなさま、こんにちは。野口です。
ご挨拶が遅くなってしまいましたが、今年もどうぞよろしくお願いいたします。

さて、今日と明日は大学入試センター試験が実施されますね。
日本海側などでは悪天候のため、受験生が会場にたどり着くまでに
大変な思いをしてないかと心配しております。
厳しい状況かと思いますが、一人一人がこれまでの努力の成果を
十分に発揮できるよう祈るばかりです。

そんな私にもセンター試験を受けた年がありました。
しかも2回ありました(笑)。いわゆる一浪ですね。

最初の受験の年は浪人することが決まると、「ああ、これで人生終わったな」というくらい
お先が真っ暗な感じがしてとても落ち込んだのを憶えています。
同じ高校の人達も半分くらいは浪人しているので、
それほど悲観しなくてもよいはずなのですが、
なぜか私はズドーン!と暗い気持ちになってしまいました。

いま思うとなぜあの時、あれほどに落ち込んだのだろう?と不思議なくらいです。
「もう19歳だし、これでまずいことになっちゃったよなぁ」
「先行きは暗いな」「大学になんて行けないんじゃないかな」
といろいろなネガティブなことを考えていたのでしょう。

でも、あれから長い年月を経た今になると
「19歳! 若いなー! 羨ましい!」
「1年大学に入るのが遅れたくらい、これからの人生にそれほど影響しないよ」
「そんなに落ち込まなくて、人生に関わることなんて大学入試以外にこれから
いくらでもあるから大したことないよ」
などというふうに、当時の私に言ってあげたくなります。

時が経って振り返ると「あれはいったい何だったのだろう?」と
首をかしげたくなるようなことがいくつもあるのではないでしょうか。
渦中にいるときは苦しくて、つらくて、せっぱつまってどうにもできずにいたことも、
あとから思えば、それほどでもなかったのかもしれないなぁ、と。

だから今困ったことがあっても、95歳くらいになった私が振り返ったら
「なに小さいことでクヨクヨしてるんだか」と笑っているかもしれません。

長い目で見て、おばあさんになった自分から見てみたらどうだろうか。
深呼吸して顔をあげて、ちょっとだけ考え方を広げてみることをしていけたらと思います。


by clovercl | 2018-01-13 11:29 | スタッフ雑記 | Comments(0)  

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