三寒四温

みなさま、こんにちは。山本です。


『三寒四温』という四字熟語は、漢字からもその意味が想像しやすい言葉ですね。
厳しい寒さが続いた後、寒さの緩む日(暖かい日)がやってきて、
その周期を繰り返しながら、徐々に春に向かっていく、という意味として使われています。

この言葉、春先のイメージが強いのですが、本来は、冬(1、2月)の季語、時候の挨拶言葉なのだそうです。
ちょうど、今くらいの時期に使うのが適切ということですが・・・
まだまだ暖かい日が少ないので、少し使いづらい感があります(^_^;)

さて、この『三寒四温』という言葉は、“うつ病”の回復過程を表現する例えとしても、よく用います。
私も患者様とお話するときに、時折この表現を使います。

「調子が良くなってきたなー」と思っていた矢先に、ちょっとしたことでも不調になってしまうことがあります。
そうすると、「また振り出しに戻ってしまったのではないか」と落ち込んでしまうかもしれません。

あるいは、早く元気になりたいと思っていても、なかなか思うように回復していかないと、
「なんでよくならないんだ」と、焦ったり不安になってしまったりするものです。
病気についてよくわからなければ、こういった心境になるのは当然ですよね。

うつ病の回復過程は、症状の波(調子が良かったり悪かったり)を繰り返しながら、緩やかに回復していきます。
少しもどかしいです。
不安にもなると思います。
でも、そういう風にして回復していきます。

回復までの道のりは人それぞれですが、必ず、冬の後には春がやってきます。
不安な時は、『三寒四温』と心で唱えてみてください。

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by clovercl | 2017-02-07 09:30 | スタッフ雑記 | Comments(0)

こころのクリニックで働くスタッフ達のブログ


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