不安を感じるとき

みなさま、こんにちは。野口です。

今日は先日、骨折のため治療を受けていたときのことを書いてみたいと思います。

私は膝を骨折したため、手術とリハビリを受けたのですが、
主治医(整形外科医)とともに理学療法士にも大変お世話になりました。

リハビリは結構スパルタ(笑)でして、
手術の翌日から早速、理学療法士が足を動かして筋トレを行い、
さらに3日後からはリハビリ用の平行棒の中を歩くというところまで
毎日どんどん進んでいったのでした。
でも、手術を受けて間もない私は怪我をした方の足に体重をかける事が怖くて
ものすごく“おっかなびっくり”しながらリハビリをしていきました。

だんだんと歩行器、杖、と補助具を使って歩けるようになってくると
徐々にそれらの補助具を減らして歩きましょう、と言われます。
また、しばらくの間は膝に装具をつけていたのですが、
「経過は順調なので、もう外しましょう」とあっさり言われてしまったりもしました。

そのたびに私は、「いやいや、それはちょっとまだ怖いですね。大丈夫でしょうか・・・」
と不安に襲われたのです。
そうです、今回の治療やリハビリを通して私が最も感じたことは、ずばり“不安”でした。

まだ不安定な足の状態で補助具を減らしたら何が起こるかわからない、
治りかけた膝がまた変になってしまわないだろうか、と悪い方向に想像が膨らんで
とても不安な気持ちになったのでした。

そんなとき、主治医や理学療法士は「そんなに不安がっていてはダメ」
とは決して言いませんでした。
私の不安な気持ちをちゃんと受け止めてくれ、
その上で私が受け入れられる形を一緒に考えてくれました。
そんな彼らのサポートのおかげでなんとか不安とも折り合いをつけながら
リハビリを続けることが出来たのではないかと思います。

“不安”というのは危険から身を守るために必要不可欠な感情です。
でも、不安にはどうしてもネガティブなイメージがありますから
「不安になるのはよくない」と周囲の人から言われることもままあります。
でも、当事者にしてみたら不安であるうえに、さらに不安な気持ちになることを
周囲の人からとがめられてしまっては、どうにもこうにも辛いものです。

もしも、何かに不安を感じる人がいたら、
その人の不安に思う気持ちをまずは十分に受け止めてあげたいものです。
そして、不安そのものを否定するのではなく、
不安な気持ちになって辛いですよねと共感をしてあげると
その人の不安は結果として少し軽くなることがあるように思います。

私が実際にリハビリを通して実感したのは、
不安であることを認めてもらえると
不安と何とか向き合って、どうにかやってみよう
という前向きな気持ちが現れるということでした。

些細なことのようですが
身近な人で不安を感じている人がいたら、
そうなふうにかかわってあげられたらいいですよね。
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by clovercl | 2016-12-10 16:10 | スタッフ雑記 | Comments(0)